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さよなら湖レストハウス
メモとか日記とか雑に書き残します
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去年その存在を知り、ずっとなんかブツブツ言ってた明治東亰恋伽ですが、なんだかんだでプレイし始めて無事桃介さんルートをすべてクリアしました。
プレイ前は、岩崎のままストーリーが進んでいくことなど、乙女ゲームという枠に収めることによって排除されたり改変されたりすることは避けられないであろう桃介さんの人生の構成要素、アイデンティティなど、色々不安がって
そもそもなぜ乙女ゲームに桃介さんが……とか悩まなくていい悩みにめちゃくちゃ苦しみ、しなくていい葛藤に悶えてたんですが
結論から言うとめちゃくちゃ楽しかったです!!!
頭空っぽにしてワクワクしながら進めるようになるのに時間はかからなかったよ
ごめん!!今までやりもせずにいろいろ言って!!
追記からもう少し詳しく感想書こうと思います。ネタバレ満載です。
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特に好きな要素
・松永
まず、このゲームの桃介さんは株で儲けて自力で洋行できたので福沢家に婿入りする必要がありませんでした。でも一応婿入りの話は出てくる。
(追記:後述の松永の日記に、洋行費を諭吉先生に貸してもらっていたのでそのことでの恩はあるということが書いてありました。まあいいや何にせよ絶対婿入りしなきゃならないということはなかったようです)
あと貞奴もいないみたいです。乗馬中助けられたり置屋で働いたり、主人公の芽衣ちゃんがそのポジションに置き換えられているようです。川上音二郎ルートもそんな感じになってたりするのかな?
その川上音二郎は芽衣ちゃんの保護者っぽい感じです。
音二郎が音奴って名前で女装して芸者やってるので、もしかしてこのゲームでは音二郎が桃介さんの元カノなの…?とか思ってしまった。もちろんそんなことはなかった。
桃介さんですがやっていることは藤岡市助さんのようでした。白熱電球の研究したり。
時期的に仕方ないけど桃介さんと言ったらやっぱり水力発電じゃないとヤダーーッッとか言ってたのですが、後でちゃんとそのフラグも立ててくれてました。
全体的に、なんて巧みな話作りなの!!?って感じました。
明治時代の文化や出来事はもちろん、桃介さんにまつわるエピソードの大きいことも小さいことも自然にストーリーに挟み込んでくるので、なんかすごく心地いい……
福沢桃介さんの人生の中のエピソードを、時系列をバラバラにしながらも、違和感なく組み立て直しているという感じ。
ていうか自分が頭固すぎたなって今思います。こんなに柔軟なストーリー作り、見習いたい……!ルールに縛られる人間だから……ルールに縛られないようにする為にもルールが必要な人間だから……
忘れちゃいけないのが松永さんです。
冒頭で芽衣ちゃんに絡んでた(?)ガサツな運転手の名前は松永でした。いったい誰左エ門なんだ…!?
とか言いながら楽しんでたら後半あたりで普通にフルネームで出て来たんですけど。
この松永が…………イイ…………
桃介さんと松永さんの関係、大好きなんですけど。このゲームの二人も例外ではありませんでした。
呼び方が桃さん安さんだったらさらに良かった。でも二人の時は呼んでそうな雰囲気はある。
妙なことを口走りそうなのでこの話はここまでにします。
エンディングは3つです。たぶん。
芽衣ちゃんが明治時代に残るエンド、一人で現代に帰るエンド、桃介さんと二人で現代に帰るエンド(!)。 純粋なハッピーエンドは明治エンドかな……一人で帰るのは桃介さん不憫だし、現代にお持ち帰りは幸せそうだけど見てるこっちが「えええ!?」って感じだし……
お持ち帰りて……そんな……名古屋電燈は……大同電力は……木曽川はどうなるのですかーーー!!
ほんとその後の電力界どうなったんだろう。松永さんが色々頑張ったのかな。気になる。そういうゲームじゃないけど!
芽衣ちゃんが帰っちゃうエンドは、桃介さん可哀想で切なくて心が痛むのですが、みんなに慰められてるの可愛いね。でも帰らないで芽衣ちゃん、人の心まで簡単に盗まないで〜
明治エンドは、木曽川にダムつくるぞ!って話したり、「一緒に名古屋に来てくれませんか」ってプロポーズみたいなことしたり、素晴らしい展開でした。
物の怪絡みで、川ってものがある意味トラウマであり、憎しみから電気に執着してた桃介さんでしたが、それを払拭してからのご活躍、ますます素晴らしいものと思います!物の怪要素に触れずにここまで書いてきてしまった。物の怪が重要なゲームです。
そういえば、桃介さんの婿入りの話がこのゲームにも存在すると分かった時、これはストーリー上大きな壁となるイベントなのでは?と思っていたのですが、あっさり流されてましたね。
やっぱり、財力あるから、強いね。諭吉先生も、相場師に娘をやるのあんまり気乗りしなかっただろうしね。
そういえばこのゲーム、どんな選択肢選んでも好感度に影響しないというか、怒られないんですね。
乙女ゲーム要素のあるゲームを牧場物語しかやったことないので、最初かなりビクビクしながら選んでました。牧場物語は怖いですからね。資産を見せ付けると村八分されたりしますからね。
まだ回収できてないスチルがあるみたいなので気になるのですが、とりあえず一段落。いい話でした。ものすごく可愛い。このゲームのキャラクターとしての桃介さんもとても可愛いし、芽衣ちゃんもいい子で牛肉に目が無くて可愛い。
でも、プレイ前、芽衣ちゃんを明治時代に飛ばした謎の奇術師チャーリーが何者なのか気になってネタバレを見てしまったのですが、それからもう芽衣ちゃんと結ばれるべきはチャーリーしかいないとしか思えないので、そのうちチャーリールートもプレイしたいです。チャーリーは報われるべきだ……
ここまで書き終わってから気付いたんですが、おまけみたいなやつで松永の日記が読める!!!!
めっちゃ桃介さんのこと書いてる!!日記に!!桃介さんのことばかり書いてる!!
妙なことを口走りそうなのでここで終わりにします。
感想
2017/10/2(Mon) 21:51
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プレイ前は、岩崎のままストーリーが進んでいくことなど、乙女ゲームという枠に収めることによって排除されたり改変されたりすることは避けられないであろう桃介さんの人生の構成要素、アイデンティティなど、色々不安がって
そもそもなぜ乙女ゲームに桃介さんが……とか悩まなくていい悩みにめちゃくちゃ苦しみ、しなくていい葛藤に悶えてたんですが
結論から言うとめちゃくちゃ楽しかったです!!!
頭空っぽにしてワクワクしながら進めるようになるのに時間はかからなかったよ
ごめん!!今までやりもせずにいろいろ言って!!
追記からもう少し詳しく感想書こうと思います。ネタバレ満載です。
続きを読む
特に好きな要素
・松永
まず、このゲームの桃介さんは株で儲けて自力で洋行できたので福沢家に婿入りする必要がありませんでした。でも一応婿入りの話は出てくる。 (追記:後述の松永の日記に、洋行費を諭吉先生に貸してもらっていたのでそのことでの恩はあるということが書いてありました。まあいいや何にせよ絶対婿入りしなきゃならないということはなかったようです)
あと貞奴もいないみたいです。乗馬中助けられたり置屋で働いたり、主人公の芽衣ちゃんがそのポジションに置き換えられているようです。川上音二郎ルートもそんな感じになってたりするのかな?
その川上音二郎は芽衣ちゃんの保護者っぽい感じです。
音二郎が音奴って名前で女装して芸者やってるので、もしかしてこのゲームでは音二郎が桃介さんの元カノなの…?とか思ってしまった。もちろんそんなことはなかった。
桃介さんですがやっていることは藤岡市助さんのようでした。白熱電球の研究したり。
時期的に仕方ないけど桃介さんと言ったらやっぱり水力発電じゃないとヤダーーッッとか言ってたのですが、後でちゃんとそのフラグも立ててくれてました。
全体的に、なんて巧みな話作りなの!!?って感じました。
明治時代の文化や出来事はもちろん、桃介さんにまつわるエピソードの大きいことも小さいことも自然にストーリーに挟み込んでくるので、なんかすごく心地いい……
福沢桃介さんの人生の中のエピソードを、時系列をバラバラにしながらも、違和感なく組み立て直しているという感じ。
ていうか自分が頭固すぎたなって今思います。こんなに柔軟なストーリー作り、見習いたい……!ルールに縛られる人間だから……ルールに縛られないようにする為にもルールが必要な人間だから……
忘れちゃいけないのが松永さんです。
冒頭で芽衣ちゃんに絡んでた(?)ガサツな運転手の名前は松永でした。いったい誰左エ門なんだ…!?
とか言いながら楽しんでたら後半あたりで普通にフルネームで出て来たんですけど。
この松永が…………イイ…………
桃介さんと松永さんの関係、大好きなんですけど。このゲームの二人も例外ではありませんでした。
呼び方が桃さん安さんだったらさらに良かった。でも二人の時は呼んでそうな雰囲気はある。
妙なことを口走りそうなのでこの話はここまでにします。
エンディングは3つです。たぶん。
芽衣ちゃんが明治時代に残るエンド、一人で現代に帰るエンド、桃介さんと二人で現代に帰るエンド(!)。 純粋なハッピーエンドは明治エンドかな……一人で帰るのは桃介さん不憫だし、現代にお持ち帰りは幸せそうだけど見てるこっちが「えええ!?」って感じだし……
お持ち帰りて……そんな……名古屋電燈は……大同電力は……木曽川はどうなるのですかーーー!!
ほんとその後の電力界どうなったんだろう。松永さんが色々頑張ったのかな。気になる。そういうゲームじゃないけど!
芽衣ちゃんが帰っちゃうエンドは、桃介さん可哀想で切なくて心が痛むのですが、みんなに慰められてるの可愛いね。でも帰らないで芽衣ちゃん、人の心まで簡単に盗まないで〜
明治エンドは、木曽川にダムつくるぞ!って話したり、「一緒に名古屋に来てくれませんか」ってプロポーズみたいなことしたり、素晴らしい展開でした。
物の怪絡みで、川ってものがある意味トラウマであり、憎しみから電気に執着してた桃介さんでしたが、それを払拭してからのご活躍、ますます素晴らしいものと思います!物の怪要素に触れずにここまで書いてきてしまった。物の怪が重要なゲームです。
そういえば、桃介さんの婿入りの話がこのゲームにも存在すると分かった時、これはストーリー上大きな壁となるイベントなのでは?と思っていたのですが、あっさり流されてましたね。
やっぱり、財力あるから、強いね。諭吉先生も、相場師に娘をやるのあんまり気乗りしなかっただろうしね。
そういえばこのゲーム、どんな選択肢選んでも好感度に影響しないというか、怒られないんですね。
乙女ゲーム要素のあるゲームを牧場物語しかやったことないので、最初かなりビクビクしながら選んでました。牧場物語は怖いですからね。資産を見せ付けると村八分されたりしますからね。
まだ回収できてないスチルがあるみたいなので気になるのですが、とりあえず一段落。いい話でした。ものすごく可愛い。このゲームのキャラクターとしての桃介さんもとても可愛いし、芽衣ちゃんもいい子で牛肉に目が無くて可愛い。
でも、プレイ前、芽衣ちゃんを明治時代に飛ばした謎の奇術師チャーリーが何者なのか気になってネタバレを見てしまったのですが、それからもう芽衣ちゃんと結ばれるべきはチャーリーしかいないとしか思えないので、そのうちチャーリールートもプレイしたいです。チャーリーは報われるべきだ……
ここまで書き終わってから気付いたんですが、おまけみたいなやつで松永の日記が読める!!!!
めっちゃ桃介さんのこと書いてる!!日記に!!桃介さんのことばかり書いてる!!
妙なことを口走りそうなのでここで終わりにします。