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さよなら湖レストハウス
メモとか日記とか雑に書き残します
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こんにちは
創作のいろいろな方針を固めきってから復活しようと思ってたんですが、映画『空海 美しき王妃の謎』の感想を書きたいがために何も考えずに戻ってきました。
原作から好きだった作品の映画化を観るのもしかしたら初めてかもしれない!
以下感想、平気でネタバレしているのでご注意ください
続きを読む
白楽天がすんなりと、あまりに自然に逸勢ポジションに収まっているので終始浮気現場を目撃している気分でした。
出だしからこれかよって感じですが出だしからほんとに白楽天が逸勢になっててびっくりしたので……ポジションもそうだし、性格というかノリというか空海への接し方というか。つまるところめちゃくちゃ可愛い人になっていた。
映画の情報が出た時にキャストを見て、逸勢がいない!!ってショックを受けてたので代わりに相棒ポジションになった白楽天は最大の関心事でした。
未練がましく、もしかしたらチラッと出るのでは?って少し期待してたけど最初白さん呼びだった空海が間も無く当然のように「楽天」と呼び始めた時に完全に納得した。
誤解を招きそうですが白楽天に不満はまったくないです、ただあまりに言動が逸勢になってるので戸惑っているだけで。白楽天に萌えればいいのか!?それともやっぱり逸勢に萌えればいいのか!?って。
空海の発言に怒ってどっか行ったと思ったらすぐに引き返してきたところとか、空海を部屋から締め出したと思ったら次のシーンですぐに戸を開けるところとか、「くうかーーい!!」とか、めっちゃ逸勢って感じじゃない?誰に可愛いって思えばいいんだ……白楽天でいいのか……
でも映画の話のまとめ方を思えば白楽天が空海の相棒ポジションになるのは必然だったよね。むしろ白楽天のほうが存在感あったような。
空海はなんかね、微妙に舌足らずで可愛かったね。
キャラクターの話だけで終えるわけにはいかない!!
設定やストーリーは大幅に変えられてた。4巻分を映画にするのに話もそのままだったらたぶん無理があったと思うので、別物として楽しめる感じで良かったです。
さくさく話が進むけど展開が早いとか物足りないとかそういうのも感じなかった。もしかしたらあったのかもしれないけどそんなことを感じる暇がないくらい映像が素晴らしかった。
本当に映像が綺麗だった。
すごく時間をかけて作られているし、私は映画知識が皆無なのですが、映像美に定評のある監督と聞いて妓楼のシーンなんか特に楽しみにしていました。どこまでも華やかで本当に綺麗だった。他の語彙がないのが歯痒い、本を読むべきだね。原作の楊貴妃や宴の美しさを表現するために言葉が尽くされる感じ見習うべきですね。
そう、宴は本っ当に、まさに夢のような宴が再現されていて昇天しそうでした。楊貴妃もほんとうに綺麗な人だ……あの役をできる俳優さんが存在するんだなぁ、すごいなぁ……
兵馬俑のシーン好きだから映画でも見たいなと思ってたけどなかった。熱湯風呂のシーンがあったらどうしようとビクビクしてたけどなかった。
阿倍仲麻呂が存在感を増していたり白楽天以外の人間もいろいろ手が加えられていたね、
高力士がなんかおもしろ可愛いおじさんになってた。晩年の高力士と黄鶴のやり取りとても好きだけど、そういうのは全く語られず若干中ボス臭を漂わせていた。
というか黄鶴たちのことは特に掘り下げられることなくなんかお呼ばれした術師って感じだった。
彼らのことを話に取り入れると本当に収拾つかなくなるもんね、でも白龍が話のキーになることは変わりないから、白龍の孤独に楊貴妃が寄り添う形にして繋がりを作ったんだね
白龍も丹龍も透明感のある美少年で、コミカライズ版の「おまえって女みてぇに綺麗な顔してんのな!」のシーンを思い出してしまった。
あの漫画の続きを読める日はもう来ないのか……?廃刊だか休刊だかになるときに「映画化プロジェクトと共に再開!」みたいなことを言ってた気がするけど忘れるべき?
それはさて置き、謎をすべて猫と白龍に託したから他の人物の説明はそんなにいらない感じになっていたよ
でも麗香姐さんは結局なんだったんだ?って思われそう……
あと何だろう、白楽天のあの長恨歌にかける想いというか李白の詩への想いというか、なんか…………わかる…………オタクにはわかる
「李白が貴族をのことを詠んだのはただ一度だけだ!」とか「どんなに素晴らしい宴だったか」とか興奮を露わに語るところ、親近感を覚えざるを得ない。やるよね、ああ〜〜
そして現実と理想と自分の作品の間での葛藤とか まあこの白楽天の長恨歌と私のダム創作では比べるのもおこがましいってレベルじゃないけども
最終的に自分の信じるままでいいんだ!ってなってたから私も、そうか!それでいいや!ってなりました、ありがとう(?)
とにかくよかったです、更に語彙をなくした
じんわりと切なさが尾を引いて、映画のあと友人とカラオケ行ってイナズマイレブンの主題歌を片っ端から入れながらやっぱイナズマイレブン大好きだわ……って打ちひしがれたりマジで感謝で喉を潰したりしている間にも「白龍…………」って気持ちが心の片隅にずっとありました。
そんなイナズマイレブンですがアレスの天秤の放送日が公表され、ああまた一週間に一回イナズマイレブンを見る生活を送ることができるのだなと喜びを噛み締めております。
我が青春……
感想
2018/2/25(Sun) 12:29
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原作から好きだった作品の映画化を観るのもしかしたら初めてかもしれない!
以下感想、平気でネタバレしているのでご注意ください
続きを読む
白楽天がすんなりと、あまりに自然に逸勢ポジションに収まっているので終始浮気現場を目撃している気分でした。
出だしからこれかよって感じですが出だしからほんとに白楽天が逸勢になっててびっくりしたので……ポジションもそうだし、性格というかノリというか空海への接し方というか。つまるところめちゃくちゃ可愛い人になっていた。
映画の情報が出た時にキャストを見て、逸勢がいない!!ってショックを受けてたので代わりに相棒ポジションになった白楽天は最大の関心事でした。
未練がましく、もしかしたらチラッと出るのでは?って少し期待してたけど最初白さん呼びだった空海が間も無く当然のように「楽天」と呼び始めた時に完全に納得した。
誤解を招きそうですが白楽天に不満はまったくないです、ただあまりに言動が逸勢になってるので戸惑っているだけで。白楽天に萌えればいいのか!?それともやっぱり逸勢に萌えればいいのか!?って。
空海の発言に怒ってどっか行ったと思ったらすぐに引き返してきたところとか、空海を部屋から締め出したと思ったら次のシーンですぐに戸を開けるところとか、「くうかーーい!!」とか、めっちゃ逸勢って感じじゃない?誰に可愛いって思えばいいんだ……白楽天でいいのか……
でも映画の話のまとめ方を思えば白楽天が空海の相棒ポジションになるのは必然だったよね。むしろ白楽天のほうが存在感あったような。
空海はなんかね、微妙に舌足らずで可愛かったね。
キャラクターの話だけで終えるわけにはいかない!!
設定やストーリーは大幅に変えられてた。4巻分を映画にするのに話もそのままだったらたぶん無理があったと思うので、別物として楽しめる感じで良かったです。
さくさく話が進むけど展開が早いとか物足りないとかそういうのも感じなかった。もしかしたらあったのかもしれないけどそんなことを感じる暇がないくらい映像が素晴らしかった。
本当に映像が綺麗だった。
すごく時間をかけて作られているし、私は映画知識が皆無なのですが、映像美に定評のある監督と聞いて妓楼のシーンなんか特に楽しみにしていました。どこまでも華やかで本当に綺麗だった。他の語彙がないのが歯痒い、本を読むべきだね。原作の楊貴妃や宴の美しさを表現するために言葉が尽くされる感じ見習うべきですね。
そう、宴は本っ当に、まさに夢のような宴が再現されていて昇天しそうでした。楊貴妃もほんとうに綺麗な人だ……あの役をできる俳優さんが存在するんだなぁ、すごいなぁ……
兵馬俑のシーン好きだから映画でも見たいなと思ってたけどなかった。熱湯風呂のシーンがあったらどうしようとビクビクしてたけどなかった。
阿倍仲麻呂が存在感を増していたり白楽天以外の人間もいろいろ手が加えられていたね、
高力士がなんかおもしろ可愛いおじさんになってた。晩年の高力士と黄鶴のやり取りとても好きだけど、そういうのは全く語られず若干中ボス臭を漂わせていた。
というか黄鶴たちのことは特に掘り下げられることなくなんかお呼ばれした術師って感じだった。
彼らのことを話に取り入れると本当に収拾つかなくなるもんね、でも白龍が話のキーになることは変わりないから、白龍の孤独に楊貴妃が寄り添う形にして繋がりを作ったんだね
白龍も丹龍も透明感のある美少年で、コミカライズ版の「おまえって女みてぇに綺麗な顔してんのな!」のシーンを思い出してしまった。
あの漫画の続きを読める日はもう来ないのか……?廃刊だか休刊だかになるときに「映画化プロジェクトと共に再開!」みたいなことを言ってた気がするけど忘れるべき?
それはさて置き、謎をすべて猫と白龍に託したから他の人物の説明はそんなにいらない感じになっていたよ
でも麗香姐さんは結局なんだったんだ?って思われそう……
あと何だろう、白楽天のあの長恨歌にかける想いというか李白の詩への想いというか、なんか…………わかる…………オタクにはわかる
「李白が貴族をのことを詠んだのはただ一度だけだ!」とか「どんなに素晴らしい宴だったか」とか興奮を露わに語るところ、親近感を覚えざるを得ない。やるよね、ああ〜〜
そして現実と理想と自分の作品の間での葛藤とか まあこの白楽天の長恨歌と私のダム創作では比べるのもおこがましいってレベルじゃないけども
最終的に自分の信じるままでいいんだ!ってなってたから私も、そうか!それでいいや!ってなりました、ありがとう(?)
とにかくよかったです、更に語彙をなくした
じんわりと切なさが尾を引いて、映画のあと友人とカラオケ行ってイナズマイレブンの主題歌を片っ端から入れながらやっぱイナズマイレブン大好きだわ……って打ちひしがれたりマジで感謝で喉を潰したりしている間にも「白龍…………」って気持ちが心の片隅にずっとありました。
そんなイナズマイレブンですがアレスの天秤の放送日が公表され、ああまた一週間に一回イナズマイレブンを見る生活を送ることができるのだなと喜びを噛み締めております。
我が青春……